高い品質

  • HOME
  • 高い品質の稚魚

高い品質の稚魚

一人ひとりの高い意識が生み出す優れた稚魚

アーマリン近大は、日本各地の養殖業者の方々に優れた稚魚を出荷し、水産養殖業界の発展を目指しています。それらはいずれも近畿大学と当社が生産した稚魚で、マダイ、シマアジ、トラフグ、さらにはクロマグロやクエなど多種にわたり、マダイは国内養殖尾数の約25%、シマアジでは約70%のシェアに達し、出荷先から高い評価をいただいています。
また、太平洋沿岸で捕獲された稚魚を用いて養殖されていることが多いブリやカンパチですが、これらの稚魚の販売も始めています。


親魚から産まれた卵(直径1mm程度)は、水槽の海水中で漂いながら概ね2、3日かけてふ化します。

初期飼育


ふ化した稚魚は3mm程度で、餌を食べるようになるまでには約2日ほどかかります。その後は、陸上の水槽で1ヵ月余りプランクトンを食べて成長し、2~3cmの大きさに育ちます。この頃になると、今までの水槽では狭くなり、もっと大きな場所が必要になってきます。

中間育成


陸上の水槽から海面の生簀に場所を移して飼育され中間育成が始まります。魚の成長にあわせて人工配合飼料を給餌し、生簀が過密にならないようにグループを分割して調整します。

選別


中間育成を終えた稚魚たちは、1尾ずつ大きさや形、健康状態などのチェックを受け、合格したものだけを出荷に備えます。

出荷


出荷できるようになった稚魚たちは、大型の活魚船などで各地の養殖場に運ばれて行きます。そして未来(つぎ)の海=養殖業者の方々に大切に育てられます。

養成されて成魚に


大切に育てられて成長した魚は、各地のブランド魚として市場へ出荷されます


 

品質への責任

 

近畿大学では、優れた形質を代々伝承する選抜育種法など、時間をかけて安全性を重視した品種改良技術によって生産しています。
また、卵から稚魚に至る生産情報を明確にし、トレーサビリティーを高め、稚魚が無事に成魚になるまで、当社のエキスパートが養殖業者の方々と共に情報交換しながら成長を見守ります。
すべては消費者の皆様に、安心できる養殖魚を食べていただきたいという想いで日々取り組んでいます。


 

安心と安全を約束する証

 

近畿大学で生産された稚魚および、アーマリン近大から出荷された稚魚にはその証がついています。

近畿大学で生産された稚魚である証

アーマリン近大から出荷された稚魚である証